■4月の学生の学習計画について(4/7 11:00更新)

茨城大学工学部では、震災の影響により、学生の皆さんの通学及び学習に支障をきたさないように授業開始時期を1ヶ月遅らせて、5月から授業を開始することとしました。授業開始までの時間を有効に利用していただくために、以下の自学自習を推奨します。各自、可能な範囲で5月からの授業開始に向けての事前準備をしておいてください。


○新入生に対して

 工学部Aコースの新入生には、4月26日(火)の学部ガイダンス時に数学及び物理のプレースメントテストが実施されます。また、推薦入試入学者及び外国人留学生を対象として、英語のプレースメントテストが実施されます。
これらのプレースメントテストの結果により、レベルに応じた授業へのクラス分けが行われ、入学後の授業が実施されます。特に、数学及び物理の基礎学力が低いと判断された場合には、1年次前学期に接続教育として、通常の新入生の2倍の授業を受けてもらうことにしています。しかし、この接続教育の枠には限りがあり、これで充分というわけではありません。
 大学での授業にスムースに入るため、授業開始までの時間を利用して高校で習った数学、物理(生体分子機能工学科は生物も)、英語の復習を行うことを薦めます。5月からの大学生活を充実させるためにも授業開始前に再度基礎知識の見直しを図り、充実した大学生活に入ることを期待します。


○新2年生、新3年生に対して

 5月の授業開始に向けてシラバスをチェックするなど履修計画をしっかり立てておいてください。また、新学期の授業開始に向けて1年次、2年次で学修した関連する科目の復習をしておくことをお薦めします。
 大学教育センターで用意されているeラーニングシステム(レナンディ(数学、物理)やALC(英語) (http://www.cue.ibaraki.ac.jp/center/e-learning)や、工学部で用意されている工学基礎ミニマム(数学、物理)(http://www.eng.ibaraki.ac.jp/collegelife/education/eng_test/index.html)もWeb上から利用することができます。
 また、工学部新2年生に対しては、「数学」学び直し講座 も開講されますので希望者は仙波先生(0294-38-5257)に連絡して受講してください。
 
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「数学」学び直し講座 概要
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[目的]
 高校で学んではいるが、理解しているという自信がない気持ちを「学び方」から始めて、すっきりさせ自信につなげる。他の科目の学習意欲・方法によい影響を与えることを期待する。

[実施者] 仙波一郎

[実施場所] 日立キャンパス 多賀工業会館

[対象者] 工学部2年次で、高校数学を学び直してみたい学生。自由参加。40名程度。先着順。余裕があれば、途中参加も認める。

[受講料] 無料

[内容]
(1) 簡単な計算を行い、集中力を養う。
(2) 次のテキストを用い、高校数学を学び直す。
 「新体系 高校数学の教科書 上巻」
 1章 数と式
 2章 方程式・不等式と論理
 3章 平面図形と関数
 4章 順列・組合せと確率
 5章 指数・対数と数列
 6章 三角関数と複素数平面
 補章 整数と数学的帰納法の応用
 余裕があれば、下巻に進む
(3) 実施後、テストを行い効果を測定する。

[日程(予定)]
1) 4/12(火) 13:00−15:00
2) 4/15(金) 13:00−15:00
3) 4/19(火) 13:00−15:00
4) 4/22(金) 13:00−15:00
5) 4/26(火) 13:00−15:00
6) 5/11(水) 14:00−16:00
7) 5/18(水) 14:00−16:00
8) 5/25(水) 14:00−16:00
9) 6/1(水) 14:00−16:00
10) 6/8(水) 14:00−16:00
11) 6/15(水) 14:00−16:00
12) 6/22(水) 14:00−16:00
13) 6/29(水) 14:00−16:00
14) 7/6(水) 14:00−16:00


○新4年生に対して

 各学科では5月までに新4年生に対して研究室配属が行われますので各学科クラス担任など担当の先生の指示に従って、卒業研究に取り組む準備をしてください。仮配属を実施している学科においても、研究室の教員の指導を受けて就職や卒業研究に取り組む準備を進めてください。


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