平成26年度茨城大学学長学術表彰式及び講演会を行いました
平成26年11月13日 (木) に水戸キャンパス (遠隔会議システムを利用し、日立キャンパス及び阿見キャンパスへも配信) において、茨城大学学長学術表彰式及び講演会を行いました。
学長学術表彰制度は、先進的又は独創的な研究を実施している研究者の特筆すべき研究成果を称え、その研究成果と研究内容を学内外に広めることにより、教員の研究意欲の向上を図り、もって大学の研究の活性化と更なる発展を目指すことを目的に設けられたものです。
表彰式では、奨励賞を受賞した 車谷 麻緒 工学部准教授に対して、三村 信男学長より 「かねてより時間を惜しまず、熱心に研究に取り組む姿を拝見していました。これを契機として、今後の更なる活躍を期待しています。」 との祝辞があり、表彰状と記念品の盾が授与されました。
引き続き行われた講演会では、学長並びに教育研究評議会委員等が出席し、車谷准教授から今回受賞対象となった研究内容についての発表がありました。講演後、研究内容についての質疑応答が活発に行われ、傍聴者からは、今後研究内容を是非人々の生活に役立てていただきたい等のコメントがありました。
なお、これらの研究成果が科学技術の研究開発の進展に寄与され、また、大学の使命である 「学術研究の蓄積と形象」 と 「先進的な研究成果の創出」 の実現に貢献することを期待します。
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【授賞理由】
車谷 麻緒 工学部准教授
「コンクリートの破壊力学に基づく等方性損傷モデルの定式化とその性能評価」 という題目で、日本計算工学会の論文集に掲載されており、平成25年度論文賞を受賞したため。なお同賞は、計算工学の発展に顕著な貢献をしたと認められる論文の著者に与えられる賞である。