工学部 鈴木健仁講師らによる論文がYEP AWARD 2015を受賞

工学部電気電子工学科の鈴木健仁講師らによるテラヘルツ波帯高感度偏光子に関する論文が、株式会社エーイーティーが主催するYEP AWARD 2015を受賞しました。YEP AWARDは、高等教育機関における電磁界シミュレーターの活用を促進することを目的に、2015年に発表した電磁界シミュレータCST STUDIO SUITEを使用している優秀な論文に送られます。

鈴木健仁講師らの研究グループはテラヘルツ波を活用した高感度計測に向けて、1/100000以下の高消光比・80%以上の高透過特性・高堅牢性を全て両立する偏光子の開発に成功しました。本研究の一部は、文部科学省科研費挑戦的萌芽研究(26600108)の助成により行われました。

受賞論文

Takehito Suzuki, Masaya Nagai, and Yudai Kishi, "Extreme-Sensitivity Terahertz Polarizer Inspired by an Anisotropic Cut-through Metamaterial," Optics Letters, vol.41, no.2, pp.325-328, Jan. 2016.(published online 11 Decemeber 2015)
(論文はこちらからお読みいただけます)

関連リンク

工学部 電気電子工学科 鈴木研究室(http://suzuki-lab.ee.ibaraki.ac.jp/)

(2016年4月7日)