理工学研究科M1の永田光さんが電気学会東京支部茨城支所研究発表会で優秀発表賞を受賞
大学院理工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程1年の永田光さんが、 2016年12月17日(土)に日立シビックセンターで開催された 平成28年度電気学会東京支部茨城支所研究発表会ポスターセッションの部で優秀発表賞を受賞しました。
永田さんは、「2種のPWMコンバータを統合したマルチポートコンバータの開発」というテーマで研究に取り組んでいます。 太陽光発電システムや電気自動車等において用いられている 複数台のコンバータ(電力変換器)を1台へと集約可能な マルチポートコンバータと呼ばれる新方式のコンバータの開発を行っています。 このマルチポートコンバータでは、異なる2つのコンバータ中の素子を共有する というユニークな方法で各々の回路のメリットを生かしながら1つに集約可能な点が大きな特徴となっています。 今回、永田さんはコンバータの制御系設計に不可欠となる理論周波数特性の導出に関する発表を行い、 その独創性と完成度を評価され受賞に至りました。
永田光さんのコメント
本研究発表会において優秀発表賞を受賞することができ、大変光栄に存じます。 今回私が受賞できたのは、指導教員である鵜野将年先生をはじめとして日頃から切磋琢磨し合える友人等、 私を支えてくれた方々のおかげです。今回の受賞を励みに今後も研究活動に精進してまいります。