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高専から学部に編入した理由
当初は早く技術を身につけ就職したいという気持ちで高専に入学したのですが、5年間すごした段階で、もっと学生生活を楽しみたいと思い茨大に編入しました。大学に入ったとき、「今まで何て狭い世界にいたんだろう」と、世界が広がったように感じたことを今でも覚えています。
高専の授業も大学の単位としてカウントされるのですが、私の場合、電気工学科から情報工学科に編入したので、認定される単位が少なくて苦労しました。おかげでものすごく勉強しました。あと、高専と大学では授業のスピードが違うんです。高専で1年かけるものが大学だと3カ月。それはビックリしました。
でも今にして思うとそういう苦労が全部自分の自信になりました。
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女子が少ない環境について
工学部は女子が少ない分、連帯が強い。女子だけの飲み会もあったり、とにかく楽しく過ごしました。卒業してからもときどき食事したりお酒を飲みに行ったりしています。
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大学・大学院で学んだことは現在の仕事でどう役立っていますか
アルゴリズムやプログラミングといったソフトウェアのことだけでなく、ハードウェアとの関係について学べたことが非常に役立っています。
新しいアイディアを考案・実証するためには、デモ機を製作するのですが、回路部品を買い、プログラミングして、実際に動作させて確認する――そうしたすべてのプロセスにおいて、ソフトとハード両方の知識が役立っています。
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大学・大学院時代、最も苦労した経験
サッカー部の試合で、遠方の会場まで何日も通い、炎天下で試合をしたこと。おかげで、研究室でのどんな苦労も「たいしたことない」と思えるようになりました。
もう一つは、情報工学科では口頭試問で成績がつく科目が非常に多かったこと。知識をただ暗記するだけではパスできませんから、自力で資料をまとめ、実際にプログラムを作成するわけです。大変でしたが、自分の考えを論理立てて説明する力がついたと思います。
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日立キャンパスが学びの場として素晴しいと思う点
こうして教職についてみてわかるのですが、口頭試問が大変なのは学生だけでなく、教師の手間や時間もすごくかかるんです。私がお世話になった先生方は、学生のために労を惜しまず、学生たちがやりたいことを暖かく支援してくれました。そうした教育者としての姿勢を見習い、自分がしてもらったことを学生にしてあげたいと思っています。
また、東京から近すぎず遠すぎない環境は、落ち着きと同時に刺激を受けるチャンスもあり、学生生活にはちょうどよいのではないでしょうか。
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