茨城大学工学部附属教育研究センター発足シンポジウムのご案内
世界で戦える人と企業を創ります
茨城大学工学部・理工学研究科は、産業界のニーズに対応した教育改善・充実に向けて体制の整備を進め、教育・研究と結びついた地域貢献の拡大を目指しています。茨城大学は平成23年度「大学地域貢献度ランキング(491大学)第5位」(日経グローバル)にランクされる等、企業との共同研究や技術相談である程度の成果をあげてきました。しかし、工学部と地域のコミュニケーションは不十分で、真の貢献を実現するには組織的取り組みが欠けていました。本来、大学は個人研究が基本であり、個々には世界的な成果を上げている教員がいますが、日立キャンパスの目玉となるような研究分野を確立するには至っていません。
そこで、この度、学科・専攻を横断した組織的な研究を展開するとともに、より一層の産学連携を実現するために、金融機関の仲介支援をお願いすることで、生きた教育・研究・地域貢献活動を行いたいと考えています。
具体的には、教育・研究・地域貢献を一体的に推進するために、日立キャンパスに4つの工学部附属教育研究センターを立ち上げます。これらセンターでは、学内のベテラン教員から若手教員、大学院生等を結集してチームを編成し、グローバルな教育と研究の強化を図ります。そして、地域の企業を中心に、「直面する課題解決」から「評価・解析によるものづくり経験則の科学的体系化」、「次のビジネスのコア技術創出」、「在職者の再教育」までシームレスな支援を行います。革新的な材料や製品を生み出すイノベーションにより世界で戦える企業の創出に貢献します。
また、外部の優れた研究者を特命教授に迎えて研究力を高め、国内外の大学・研究機関とネットワークを作り、世界的な教育・研究・地域貢献拠点として発展させることを目指します。
企業の皆様には、是非、各センターの研究フォーラムにご参加いただき、共同研究などを通して、自社のコア技術を創出されるとともに、日立キャンパスにおける様々な「ひとづくり」の一翼を担っていただけますようお願い申し上げます。
本シンポジウムでは、JSTの豊田政男先生(元大阪大学工学部長)に日本全体からみた「大学の使命と産学連携」(人財創出)についてお話しいただき、4人の研究センター長が5年後、10年後の夢とロードマップ、その決意の程をご説明します。
東日本大震災から1年を迎えようとする時、力強い復興へ向けた集いになることを願っています。
是非、茨城大学日立キャンパスへ足をお運び下さるようご案内申し上げます。
平成24年1月6日 茨城大学工学部長 友田 陽
日 時 : 平成24年1月25日(水)13時~
場 所 : 茨城大学工学部 E5棟8階イノベーションルーム
茨城県日立市中成沢町4-12-1
参 加 費 : 無料 (懇親会に参加される方は、当日受付時に1,000円を徴収いたします。)
申込方法 : 添付の「茨城大学工学部附属教育研究センター発足シンポジウム参加申込書」を
FAX(0294-38-5280)にてお申し込みください。
申込締切日 : 平成24年1月19日(木)
主 催 : 茨城大学工学部
協 賛 : 茨城大学産学官連携イノベーション創成機構
お問い合せ : 茨城大学工学部総務係 TEL:0294-38-5004