理工学研究科の院生がAICE Award
優秀研究発表賞を受賞しました
理工学研究科の院生がAICE Award優秀研究発表賞を受賞しました
理工学研究科博士前期課程機械工学専攻廣木一輝さん(田中光太郎研究室)は、EGRデポジットの生成メカニズムに関する研究について、2016年2月23日に自動車用内燃機関研究組合内(AICE)の研究成果発表会で発表し、AICE Award優秀研究発表賞を受賞しました。
AICEは日本の自動車メーカー9社と2団体で構成され、世界的に関心の高まる内燃機関の環境性能に対して合同で研究を加速していくことを目的に発足した組合で、AICE Award優秀研究発表賞は、その組合会員である自動車メーカーから、研究成果について高く評価された者に送られる賞です。
研究テーマはディーゼル機関から排出される窒素酸化物(NOx)の低減に利用する排気再循環システム(Exhaust Gas Recirculation, EGRシステム)にデポジットが生成するメカニズムを明らかにするものであり、EGRシステムの不具合を解決するディーゼル機関の排気改善に役立つ研究です。
廣木一輝さんのコメント
この度はAICE Award優秀研究発表賞というすばらしい賞を賜り、大変光栄に存じます。また、このような名誉ある場で、自分の携わっている研究が一定の評価を頂けたことを非常に嬉しく思います。
今回の受賞は、指導教員である田中光太郎先生の熱心なご指導を始め、日ごろからご助言いただきました金野満教授、共同研究先である産総研の皆様のご尽力、同じ研究室に所属する多くの学生の協力、外部研究員として参加いただいた応用物性研究所の大場様など、多くの関係者様に支えて頂いた結果であり、皆様に心より感謝申し上げます。
この経験を糧に今後も精一杯研究に努めていく所存です。皆様には今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
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左からAICE専務理事堀内氏、 廣木さん、機械工学専攻 金野満 教授 |