第36回知能ロボットコンテスト2024で「準優勝」,「チャレンジ技術賞」を受賞
日時 : 2024年 6月15日(土,一次予選),16日(日,二次予選・決勝戦)
会場 : スリーエム仙台市科学館
HP : http://www.inrof.org/irc/
ロボットの説明 : http://www.inrof.org/2024/irc/score/
我々のサークル「ロボット技術研究会」は, 仙台で開催されました「第36回知能ロボットコンテスト2024」の「チャレンジャーズコース」に出場し, 出場ロボット51台の中から, 幸運にも2台のロボット:「Chotgpt-4o」と「センター分け」が, それぞれ「準優勝」(一次予選 8位,二次予選 5位,決勝 2位) ならびに「チャレンジ技術賞」(一次予選 7位,二次予選 1位,決勝 3位)を受賞することができました.
本大会は,競技台の上に置かれた3色のボールを集め,色分けしてゴールする競技となります. 競技開始後は,人はロボットを操縦することはできません. ロボットは自分でボールを探し,それが何色であるかを判断して決められたゴールへ入れに行きます. 審査は,競技点 50点,審査員点 50点(二次予選と決勝戦のみ)で評価されます.
「Chotgpt-4o」は,これまでにないボール取り込み機構を持ち,昨年度からの改良点として, ボール回収精度を大幅にアップしたことに加え, 競技ルールをラップに載せて競技中に流すという+αを施し, 実力とユーモアの両方を兼ね備えた非常に完成度の高いロボットに仕上がっていました. もう一方の「センター分け」は,4月に研究室配属されたばかりのB4学生がコアとなり, 一部の学生さんはゴールデンウィークを返上し,その後も半徹状態を繰り返しながら完成させた努力の結晶でした. ただ,受賞までの道のりには思わぬ落とし穴もありました.一つは決勝前夜, 「センター分け」に対しての私のやらかし, もう一つは決勝スタート10分前までかかった「Chotgpt-4o」のハード面の修理でした. 神に祈る状態で迎えたドキドキの決勝戦,結果,競技点においてはウチの2台が同率一位に輝きました. あのすばらしい瞬間を,すばらしい学生さん達と共有できて本当に幸せでした.どうもありがとうございました!
(ロボット技術研究会 顧問:機械システム工学科 森 善一)