茨城大学工学部へ
Join Us ! トップへ茨城大学工学部へ
 
 
Join Us! 教授たちの挑戦
 
インタビュー:茨城大学工学部の教授たちの挑戦
 
 
 
大貫仁教授
大貫 仁 (おおぬき じん)
工学博士
1949年茨城県生まれ
1974年東北大学大学院修士課程 修了
1974年株式会社日立製作所 日立研究所
1999年秋田県立大学システム科学技術学部 教授
2003年茨城大学工学部教授.現在に至る.
先生はなぜこの分野を選んだのですか。
 
  実は小学生のころ、足にケガをしたために、3年間、学校を休んだ経験があります。その間、本を沢山読んだこと、ロボットに興味を持つようになったことが、科学に興味をもつようになったきっかけです。また、私の父は、茨城大学工学部の前身である多賀高等工業学校を卒業した技術者だったこと、私の学生時代は、工学部が一番人気だったことも、この道に進んだきっかけです。
  工学部は最近、私の学生時代ほど人気がないようですが、科学技術立国である日本の将来が心配ですね。このままではいけない、何とかしたいと思っています。
 
最もやりがいを感じるのはどんなときですか。
 
  私は研究と教育は両輪だと思っています。どちらも大切ですが、一番嬉しいのは、教え子が、世の中に受け入れられ、認められる人材となり、活躍していることです。そういう人材を育てるために、私も徹底的に指導しているつもりです。社会に出てはじめて世の中の厳しさを味わうより、大学でその訓練を積んでから社会に出てほしいです。
 
研究者の立場からどのような社会を夢みていますか。
 
  ものづくりで汗を流す人が報われる社会です。「ものをつくって何ぼ」ということも言われる時代ではありますが、生き残っている町工場のマイスターや職人さんなど、いいものづくりをする人は、人間の幸せを生み出す人だと私は思います。
 
これから工学部を目指す人たちへメッセージをお願いします。
 
  工学部をめざすからには、日本を背負う技術者として科学技術の発展に寄与しよう――そういう気持ちで入学してほしいです。地方大学は地味なイメージがありますが、私どもは一人一人きちんと教育しています。卒業研究のための実験装置も一人一台というくらい学ぶ環境は整っていますし、就職率もバツグンです。着実な人生設計のためにも、是非、学びに来てほしいです。
 
 マテリアル工学科のホームページ
 
茨城大学
前のページへ |  
▲ページの先頭へ
 
 
© 2000-2007, College of Engineering, Ibaraki University, All rights reserved.