茨城大学工学部へ
Join Us ! トップへ茨城大学工学部へ
 
 
Join Us! 教授たちの挑戦
 
インタビュー:茨城大学工学部の教授たちの挑戦
 
 
 
実験1
 
実験2
 
実験3
 
実験4
 
実験5
 
実験6
液状化現象が起きた地盤に振動を加えたときの構造物の変化のシミュレーション
 
先生方の研究は、社会にどう役立っているのでしょうか。
 
  防災や環境という分野は、安全な社会づくりに役立っていますし、「次世代に負の遺産を残さない社会」の創造にも貢献できると考えています。「防災・環境・創造」という3つの大きな役割を担っていると自負しています。
 
防災・環境地盤工学研究室はどんな研究室ですか。
 
  本当にチームワークのいい研究室で、学生みんなが一致団結してさまざまな種類の研究をしています。外部からのお客さんも多く、国際的な評価も高まりつつあります。特に小峯先生の原子力廃棄物処分施設に関する研究は、国際的にも高く評価されています。
  廃棄物の有効利用には企業などとの共同研究もあり、産学連携の成果も上がっています。石灰を利用した「水に浮く土」は清水建設、古タイヤの有効利用は港湾空港研究所や東亜建設工業、ブリヂストンタイヤなどとの共同研究です。
 
2006年、茨城大学に誕生した「地球変動適応科学研究機関(ICAS)」について教えてください。
 
  東京大学を中心とする「サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)」傘下の機関として、06年5月に創設されました。IR3Sには、東京大学のほか京都大学、大阪大学、北海道大学、そして本学が正式メンバーに選ばれており、各大学がそれぞれのテーマで研究を進め、地球環境と社会の持続性を確保する、新しい学問の創造を目指すものです。
  本学の研究課題は「アジア・太平洋の地域性を生かした気候変動への適応」で、学長のリーダーシップの下、全学部が参加しています。私たちも研究や授業でICASの運営に携わっており、国際交流と人材育成に力を入れていこうとしています。
 
先生方の研究が進むとどんな社会や環境が実現するのでしょうか。
 
  次世代を考慮した技術開発と同時に、そういう視点をもった人材の育成を目指しています。そういう人材が増えると、どんな社会になるのでしょうか……。きっと、お互いが本当の意味で気に掛け合い、尊敬しあう、安全で住みやすい社会が誕生するのではないでしょうか。
 
茨城大学
前のページへ | 次のページへ
▲ページの先頭へ
 
 
© 2000-2007, College of Engineering, Ibaraki University, All rights reserved.