AED使用による救急救命活動で本学職員3名が日立市消防署長から感謝状を授与されました
茨城大学工学部総務係後藤労務企画主任、保健室三橋看護師、IT基盤センター藤田技術補佐員の3名が、AED使用による救急救命活動で、平成21年6月11日、日立市消防署長から感謝状が授与された。平成21年3月11日に男性職員が事務室内で突然倒れ、心肺停止状態になり、その場にいた職員が消防署等へ通報し、救急車が到着するまでの間、心肺蘇生やAEDによる人命救助措置を迅速かつ冷静に行った。倒れた職員は、数週間の入院後社会復帰を果たし、現在も業務に従事しています。
なお、今回の救助活動が模範となり、5月と6月に実施された日立消防署主催の救命講習会には、教職員、学生の参加が著しく増加し、救命活動への関心の高まりと意識を向上する大きなきっかけとなった。
感謝状授与式で消防署長からは、日立市内で平成20年度に173件の心肺停止が扱われ、そのうちの16件は心拍呼吸を開始したが社会復帰ができたのは3件とのことであり、発生後早期における適切な救命措置が大切であると話していた。
茨城大学工学部
感謝状授与者3名・日立市消防署長(左)・工学部事務長(右)