理工学研究科の学生がIEEE Computer Society Japan Chapter FOSE Young Researcher Awardを受賞しました
古川覚さん(博士前期課程情報工学専攻1年)が第19回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ(FOSE2012)において IEEE Computer Society Japan Chapter FOSE Young Researcher Awardを受賞しました。
この賞は、年1回開催されるワークショップに採択された論文のうちで特に優秀な論文の第一著者となっている若手研究者(35歳未満)に授与されます。
古川さんが発表した研究論文は「組込みシステム検証のための協調解析手法」で、組込みシステムの制約妥当性検証のためのプラント・コントローラの混在モデルに対する協調解析手法を提案した研究です。組込みソフトウェアの産業界での役割が大きくなる一方ですが、この分野の協調解析手法の研究事例は少なく、古川さんの研究の重要性が特に注目されました。