工学部 電気電子工学科 鈴木研究室がいばキラTV STATIONに出演しました
11月1日放送のいばキラTV STATIONで工学部 電気電子工学科 鈴木研究室の研究活動と研究寄付資金事業のマラソン活動が放送されました。
0.5テラヘルツから2テラヘルツ付近にわたり、必要な成分の減少は20%程度にとどめながら、不要な成分のテラヘルツ波を十万分の1程度まで消光させることに成功しました。従来広く使用されているテラヘルツ波帯の偏光子では、不要な成分の消光は千分の1程度にとどまっていました。可視光領域の偏光素子の性能に迫る感度で、今後、より精密な偏光計測が可能となります。
さらに開発した偏光子は従来の素子と比べ極めて堅牢で、価格も数万円と従来比の約10分の1まで低コスト化に成功しました。
また、高い消光比と高い透過を両立するパラメータを突き止めるための、高速で高精度な設計手法も今回新たに考案しました。
なお、本研究の一部は、総務省戦略的情報通信研究開発推進制度 (SCOPE)の支援により行われました。
研究内容の詳細は鈴木研究室HPをご覧ください。
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