長真啓助教(工学部)が公益財団法人マツダ財団の第30回(2014年度)マツダ研究助成に採択され、茨城大学にて記念品贈呈式が行われました
長真啓 助教(工学部)が公益財団法人マツダ財団の第30回(2014年度)マツダ研究助成に採択され、2014年10月7日に茨城大学にて記念品贈呈式が行われました。本研究助成は、主として科学技術に関する学術研究に対して助成し、振興をはかることにより、調和のとれた科学技術の向上をめざし、文化への貢献ならびに広く社会の発展に寄与することを目的としており、将来にわたって解決が求められる科学技術に関する先進的かつ独創的な研究課題に贈られるものです。今年度は、401件の応募の中から25件が採択されました。
【受賞テーマ】
世界最小を目指した小児用人工心臓のための超小型ダブルステータ5軸制御磁気浮上モータの研究開発
【受賞研究内容】
茨城大学工学部機械工学科の増澤・長研究室では、磁気浮上技術を応用した次世代型人工心臓の一つとして小児用磁気浮上人工心臓の開発を行っている。開発中の小児用磁気浮上人工心臓は既存の成人用補助人工心臓と比べて十分小型であるが、体格の小さな小児、乳幼児に適用するためには更なる小型化が望まれる。本申請では、本研究で考案・開発した新規なダブルステータ型5軸制御磁気浮上モータを10 cc程度のサイズまで超小型化し、世界最小の小児用磁気浮上人工心臓に挑戦する。磁気浮上人工心臓のアイデアの新規性について評価され受賞に至った。