生体分子機能工学科4年の味岡真央さんが文部科学省ナノテクノロジープラットフォームの2019年度学生研修プログラムに採択されました
工学部生体分子機能工学科4年の味岡真央さん(指導教員 : 中島光一准教授)が文部科学省ナノテクノロジープラットフォームの2019年度学生研修プログラムに採択されました。
本研修プログラムは、ナノテクノロジー分野における次世代を担う研究者や技術者の育成を目的としています。
味岡真央さん(静岡県富士見高等学校出身)は、北海道大学創成科学研究機構にて、7月25日(木)~8月1日(木)の6日間にわたって電子ビーム描画装置を用いた金属ナノ構造作製および電子顕微鏡を用いた構造解析に関する研修を行いました。9月25日(水)には東京大学で成果発表会が開催され、研修によって得られた成果を口頭発表ならびにポスター発表で報告しました。
味岡真央さんのコメント
文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム主催の学生研修プログラムに参加し、北海道大学創成科学研究機構で7月25日から6日間にわたって微細加工による金属ナノ構造作製とFIB、電子顕微鏡を用いた構造解析について学びました。座学での基礎や原理の学習から始まり、実際に収束イオンビーム(FIB)、透過電子顕微鏡(TEM)や透過型走査電子顕微鏡(STEM)を操作して理解を深めることができました。
世界最高水準の装置を実際に使用する機会はなかなかないと思います。この研修で得た知識や刺激になったことを自分の研究に落とし込めるよう自己研鑽に励みます。