工学部4年生・吉野功司さんが電気学会東京支部主催「第8回学生研究発表会」で優秀発表賞を受賞
工学部電気電子工学科の4年生・吉野功司さんが、電気学会東京支部主催の「第8回学生研究発表会」で優秀発表賞を受賞しました。
今回の研究発表会には、関東地方から130名の大学生ならびに大学院生が参加し、うち20名に優秀発表賞が授与されました。
吉野さんは、「コンデンサ絶縁によるDC-DC コンバータを利用したセル選択式バランス回路の提案」というテーマで研究に取り組んでいます。リチウムイオン二次電池や電気二重層キャパシタ等の蓄電池セルを用いる際には各セルの電圧を均一化するためのセルバランス回路と呼ばれる回路が必要となりますが、吉野さんはセルバランス回路の大幅な小型化と低コスト化を実現する新回路方式の研究を行っています。今回の研究発表会で吉野さんは、研究テーマの概要ならびに研究の進捗状況について口頭発表で報告し、研究の独創性と発表の完成度を評価され優秀発表賞の受賞に至りました。

吉野功司さんのコメント
この度は平成29年9月4日に開催されました電気学会東京支部第8回学生研究発表会において優秀発表賞を受賞することができ、大変光栄に存じます。今回の受賞は指導教員である鵜野将年先生をはじめ、先輩方の熱心な指導やお互い切磋琢磨し合える友人のおかげであると感じています。また本研究発表会を通して研究の困難さや、伝えたいことが伝わらないもどかしさを痛感しました。研究者としてまだまだ未熟な自分ではありますが、この賞に恥じぬよう今後とも研究に邁進してまいります。