都市・地域デザイン教育研究センター

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センター長
小林 薫 センター長

自然災害、環境問題、資源・エネルギー問題といった地球規模の問題に直面している中、社会・経済・環境の変化に対応した次世代の都市・地域の再生に係わる技術・提言などに関する研究、それを担う俯瞰的な視野を持った人材の育成、実際にリーダーとなって活躍するボトムアップ型人材の育成および茨城県内の産官学連携などを推進します。また、気候変動やエネルギー問題に関わる環境の変化に配慮した都市・地域の安全・安心を確保するための技術者や豊かな生活空間を実現する技術者の育成および防災・環境や快適な都市・地域の社会システムの効果的・効率的なデザイン、マネジメントの高度化に寄与する新技術の研究開発を推し進めて、茨城県内における地域連携プラットフォーム、次世代の都市・地域共創の拠点(地域イノベーション・コモンズ)を目指します。当センターには、土木工学、建築学、社会システム工学、安全工学、防災工学などの分野において、活躍している優れた研究者が集まっています。特に、建設関連分野(土木・建築)が直面する調査・計画・設計・施工・維持管理で構成される個別分野から環境・防災・まちづくり(交通を含む)といった総合的な課題に至るまでの幅広い研究開発を行い、安全・安心な脱炭素化地域への変革を加速させることが出来れば幸いです。

センターの役割

安全・安心な脱炭素化地域への変革(2030年度まで)

センターの役割
社会基盤系と建築系の垣根を超えたオープンイノベーションを展開し、早期の社会実装を目指していく。

①CO2固定化技術:木材や貝殻などを用いたCO2固定化技術の開発 など

②CO2センシング技術:CO2計測技術の高度化、関連計測センサの開発 など

③劣化等の評価技術:AIによる劣化・長寿命化評価技術の高度化、
光ファイバによる高精度の変位・歪などのリアルタイム計測技術の開発 など

④気候変動適応技術:防災・減災に関する粘り強い堤防構築技術などの開発、
気候変動適応策への提言および新たなビジネス機会の創出 など

⑤資源循環防災技術:間伐材、副産物等を有効利用した資源循環防災技術の開発 など

⑥住民参画街づくり技術:ワークショップによる住民参画型街づくり など

⑦公共空間のつくり方支援技術:生き生きとした空間やまちの設計支援 など

⑧環境配慮型社会に向けた支援技術:脱炭素化のための行動変容支援 など など
その他、SDGs達成にむけた個別技術の開発や提言、新ビジネスモデルの構築 など

センター構成員

役職 氏名 1頁
紹介
専門分野 リンク
センター長
教授
小林 薫 環境地盤工学、不飽和地盤工学、地下空間利用技術に関する研究、持続可能な地下水資源に関する研究 研究室
副センター長
教授
熊澤 貴之 建築・都市デザイン,建築計画,景観デザイン 研究室
副センター長
教授
桑原 祐史 衛星リモートセンシングデータの処理/解析技術、各種国土情報の計測・解析、CO2濃度と地域特性の分析技術 研究室
教授 武田 茂樹 無線通信システム、アンテナシステム 研究室
教授 信岡 尚道 海岸・沿岸工学/防災・利用・環境を統合した沿岸管理計画そのための統合シミュレーションモデルの開発 研究室
教授 原田 隆郎 社会基盤施設の維持管理工学/AL(人工生命)技術を利用したマネジメントシステムの開発 研究室
教授 藤田 昌史 水環境工学、水処理工学 研究室
教授 湊 淳 防災や環境計測を目的として画像処理、ネットワークセンシング、光計測技術などを使いハードウェア技術と情報処理技術との組み合わせによる技術開発 研究室
教授 横木 裕宗 地球環境・海岸環境工学、沿岸域の物理環境解析、気候変動への適応策 研究室
准教授 野口 宏   データベース 研究室
助教 大村 高広 建築理論、建築計画、建築構法 研究室

セミナー動画アーカイブ

報告書

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