茨城大学工学部で、「茨城大学工学部附属教育研究センター」を発足
茨城大学工学部附属教育研究センター発足
工学部は、1月25日(水)イノベーションルーム(E5棟8階)において、「茨城大学工学部附属教育研究センター」発足シンポジウムを行った。近隣の地域企業等学外から約80名、学内教職員・学生約70名が参加した。神永文人 茨城大学副学長から「工学部には他大学と差別できる研究成果を期待する」と期待が述べられた後、JSTイノベーションプラザ大阪 豊田政男 館長(元大阪大学工学部長)により「変動の時代にあって大学活性化に求められるもの -ひとづくりのための魅力ある場の形成こそが命-」と題して、センターの発展にきわめて有益な示唆に富んだ学術講演を行っていただいた。
次に、友田陽 茨城大学工学部長から、「工学部附属教育研究センター設置によって、工学部の科学知識・技術を結集し、一層の深化発展と社会への還元を行い、地域社会と双方向的な関係を強化することで、社会の声を大学の教育・研究に活かす機能を高めたい」という目的が説明された。続いて、4センター長の所信表明があり、増澤徹 ライフサポート科学教育研究センター長、伊藤吾朗 塑性加工科学教育研究センター長、大貫仁 グリーンデバイス教育研究センター長、呉智深 防災セキュリティ技術教育研究センター長から「これまでの成果・準備状況・今後の発展ロードマップ」の講演があった。
さらに、前川克廣 産学官連携イノベーション創成機構長から「産学官連携イノベーション創成機構の役割」、金幸夫 機器分析センター長から、「機器分析センターの役割」、横山仁一 茨城県商工労働部長から「茨城県から工学部附属教育研究センターへの要望と期待」の講演があった。
総合討論では、インターシップ等の地域社会と双方向連携推進できる事業について地域企業から多くの意見が出された。
シンポジウム後には、茨城大学工学部と地域企業の親睦会が開催され、そこに於いても活発な研究情報交換が行われた。
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